中小企業診断士とMBAを比較するとどっちが良い?

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中小企業診断士とMBAはどちらかの取得を検討する際に、もう一方と比べてどっちが良いのか、どちらがキャリアアップに有利に働くのか悩むことが多いです。そこで今回は中小企業診断士とMBAを様々な角度で比較してみました。

中小企業診断士とMBAの難易度

まず中小企業診断士とMBAの難易度を比較してみたいのですが、これは非常に難しいです。

そもそも中小企業診断士が国家資格であるのに対し、MBAは資格ではないからです。多くの方がMBAは経営の資格だと勘違いしているのですが、MBAは決して資格ではありません。MBAは経営学大学院にて経営学を修めたものに与えられる学位の事です。中小企業診断士が資格であり、MBAが学位であるために両社の難易度を比較して、どっちが難易度が高くどっちが低いのかを判断することは非常に難しいのです。

また、中小企業診断士は国家資格のため合格率からある程度の難易度を推定することは出来ますが、MBAは学位のためMBAの学位をどの大学院にて取得するのかによって難易度が全然変わってくるのです。そのためハーバードのような海外の有名な大学院でMBAを取得したのか、または国内の無名な大学院でMBAを取得したのかによって印象は大きく変わってきます。

中小企業診断士とMBAに対する企業の評価

中小企業診断士とMBAは共に経営に関する知識を学ぶものであるため学習する内容は非常に似ています。ただ、大きな違いとしては中小企業診断士が中小企業への経営診断や助言を目的としているのに対し、MBAは大企業の経営全般を目的としている違いがあります。

そのため中小企業が顧客となる地方銀行などの中堅金融、中小企業に特化したコンサルファーム、中小を相手にする商社などでは中小企業診断士の方が認知度が高く、重宝される傾向にあります。一方、大企業を相手にする大手金融、コンサルファーム、商社などでは診断士よりもMBAの方が重宝される傾向にあります。

中小企業診断士とMBAどちらを取得すべきか

MBAを取得するためには大学院に通うお金、時間が必要になってきます。MBAは国内でも取得可能ですが、一般的に評価されているMBAは国内ではなく海外MBAを指します。国内MBAはまだまだ評価されるレベルではないためわざわざ取得しても何の意味もなかったと終わってしまうことが多いです。そのためMBAを取得されるのであれば海外でしっかり取得するのが良いでしょう。

そのためMBA取得にはかなりの時間とお金が必要になりますので、大手企業を相手にする企業でのキャリアアップを狙いながら時間、お金の余裕がある方には良いでしょう。

一方、大手企業ではなく中小企業を相手にする会社、業界でのキャリアアップ或いは独立開業を狙っているのであれば中小企業診断士が良いでしょう。国内の企業の99%は中小企業ですので、独立開業して活きてくるのはやはり中小企業の経営診断や助言を目的とする国家資格の中小企業診断士です。また、中小企業診断士であれば通学・通信にせよMBAよりも安く取得が可能ですし、しっかり勉強すれば1年~2年ぐらいで取得が可能です。

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